専門的な経理の処理や税務申告の代行を行う業務に会計事務所があります。会計事務所には、各々の事務所に特徴があり、それは、大手と呼ばれる事務所、中堅に位置する事務所、また、資産税専門の事務所や個人会計事務所などがあります。

各形態によって求人動向にも違いがあり、まず、BIG4と呼ばれる大手事務所においては積極的な人材の獲得を行っています。それは、2014年の結果に顕著に表れており、特に20代から30代前半までの税理士3科目以上合格者は書類選考を通過する確率が高くなっています。

また、TOEIC700点以上の人材は採用されるケースが多く見ることができます。中堅業者においては、戦力のスタッフが大手税理士法人などに転職をする場合も多く、人材不足の面もあり、求人においては、元来、活発なものがあります。

そのために採用基準を下げる傾向もあり、求職する上でも有利な条件となっています。他に、資産税専門の事務所や個人会計事務所においても求人は盛んに行われています。

ただし、個人会計事務所の場合には、成長する事務所と廃業をする事務所、そして、他の事務所と合併をする事務所とに分かれており、求人を行う場合には、しっかりとした情報を入手した上での判断が必要となります。

会計事務所の求人は資格を持っていなくても応募できる

会計事務所の求人と聞くと税理士の資格が必要と考える人も多いと思いますが、必ずしもそうではありません。むしろ、資格を持っていない人の方が歓迎されることも少なくありません。

会計事務所の仕事は会計監査や税務監査、税金に関する相談などと思われがちですが、実際に作業の量としてはこれらの資格が必要な作業よりも、税理士が監査行うための資料の作成や集計、依頼主に報告するための報告書の作成など、事務作業が非常に多いのです。

このような作業を税理士の資格を持つ人が自ら行っていたのでは非常に効率が悪い上、人件費もかかってしまいます。その為、実際に求人で募集されることが多いのは税理士の資格を持っている人よりも、事務作業をこなすことのでき人件費の比較的安い、パソコンなどのスキルを持っている人の方が圧倒的に多いのです。

また、実際に事務作業をこなす中で税理士の仕事の内容を理解し、税理士の資格を取得する人も少なくありません。

この点に関しても多くの会計事務所がその受験費用を援助するなどの支援を行っているところが多いのです。

外部から税理士の資格を持つ人を求人するよりも、事務所の中で育てる方が事務所の方針に沿った人材を育てることができ、また待遇面でも事務所の風土を良く認識しているため折り合いがよく、即戦力として成り立つため多くの会計事務所が実践しています。